マウンテンバイク全国大会のトレーナー体験

理学療法学科教員、トレーナーコース教員の石原です。
トレーナーコースでは、理学療法学科としての勉強以外で多くのスポーツ選手に対してのトレーニングについて学んでいます。
この度、たつの市の菖蒲谷森林公園で開催されましたCJ-1菖蒲谷クロスカントリー大会の負傷者のサポートのために石原と学生3名で伺いました。本大会は、たつの市で開催される全国大会で大自然を利用した最大傾斜80度の急勾配をマウンテンバイクで滑走してタイムを競う迫力満点の大会になります。

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トレーナーとして競技中の怪我に対してテーピング処置や怪我人の救護などは非常に重要な実務となります。学生はコース内の傾斜角度が大きく怪我が多くでるスポットで、滑走する選手のパフォーマンスの凄さに圧倒されつつ、怪我人の発生に対して迅速に対応するために目を輝かせて選手の一挙手一投足に注目しておりました。

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立っているのもやっとな凸凹の斜面を選手は駆け上がっていきます。選手のすぐ近くで学生は選手の身体能力の凄さに圧倒されていました。

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大自然の森の中を何周も滑走します。選手の凄さに圧倒されつつも、「頑張れ!」「いける!」と選手を鼓舞します。

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転倒、クラッシュの瞬間。
「危ない!」の連発ですが、選手は痛みの感じていないかのように必死にゴールに向かいます。

本大会は毎年、重篤な怪我が発生しやすい大会ですが今回は救急搬送などの重篤ケースは発生せず無事、大会を終える事ができました。学生3名は実際の全国大会のメディカルトレーナーとしての経験を積むことができ、非常に充実した時間を過ごすことができたようです。引き続き、トレーナーコースでは学生がトレーナーとして多種多様な現場経験と選手とのサポート経験を学生の間に経験できるよう支援してまいります。

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