移乗動作テスト

こんにちは。理学療法学科教員の田中です。
2年生の日常生活活動学の授業の一環として、移乗動作の実技試験を行いました。この授業では、日常生活動作の基本的概念や日常生活動作の評価、方法を学んでいきます。前期では、T字杖・松葉杖の合わせ方の実技試験を行い、後期では車椅子のキャスター上げを行ってきました。理学療法士は、対象者様とリハビリを行う前にまずはベッドからの移乗を行ってもらう必要があります。その移乗方法についての知識・技術を学び、今回実技試験を行いました。

対象者役は、当校の教員が行い、脳卒中患者(全介助、一部介助)で2パターンです。
全介助の方は、四肢麻痺を想定し、首以外は弛緩(だらんだらん)の状態です。ベッドも滑るし、体もぐにゃぐにゃなので、起こすのに苦労している学生もいました。座らせている状態で靴を履かせるのも大変そうでしたが、工夫しながら行う姿が見られました。

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